クリニック紹介

澁谷川診療所について

当診療所では縁側つきの和室があり、その先には植物にあふれる診察室が設けられていおります。「現代の縁側」と名づけられたこのスペースで、リラックスしながら医師と対話を重ねるのが同院の診療スタイルです。

診療科目は精神科・心療内科。院長を務めるのは、公認心理師の資格を持つ大井雄一先生。人間関係を重視したアプローチへの問題意識から、患者やその家族との対話を通して問題の解決を図る心理カウンセリングや、同じ流れをくむオープンダイアローグという手法について学んできました。その知識と経験をもとに、患者との対話を重視した診療を行っております。

来診のご準備

当診療所への診療には、健康保険証と診察券が必要です。ご新規の患者様は、当サイトのご予約か、お電話にて事前にご記入いただけるとスムーズです。

受付

受付で保険証と診察券をご提出ください。初めての方は簡単なアンケートへのご回答をお願いいたします。平均的な待ち時間は約15分ですが、混雑具合により変動いたします。

初診

初回診察では、医師が患者様の症状や悩みについて詳しくお話を伺います。適切な診断と治療計画を立てるため、具体的な症状、その症状がいつから始まったのか、どのような状況で症状が出現するのかなど、詳細な情報をお伺いすることがあります。

治療計画の作成

患者様と共に、最適な治療計画を策定します。治療法の選択肢、期待できる結果、可能なリスクや副作用などを透明に共有し、患者様の意向を最大限に尊重した上で計画を作成します。

治療の進行

診察やカウンセリングは定期的に行われ、治療の進捗に応じて適宜調整します。薬物療法が必要な場合は、その管理も当診療所で行います。

アフターケア

治療終了後も、フォローアップの診察を行い、患者様の状態を確認します。必要に応じて、カウンセリングや自助グループへの紹介も行います。

院長
大井雄一

診療所では、40種類を超える植物とともに患者さんをお迎えします。隣の和室からつながる縁側もあり、庭のような雰囲気です。白衣は着用しません。同じ種類の椅子に座り、共に理解し共有できる言葉を探し折り重ねながら、専門用語は極力控えて「普段着の言葉」での対話の場をつくりたいと考えています。

いらっしゃる患者さんとしては、主に年齢の若い方や、労働者の方、ストレスやプレッシャーを感じておられる方、を想定しています。これまでの経験を活かし、環境と個人の関わりを含めたアプローチを模索していきたいと考えています。患者さんが日常の場面で背負っておられる重荷を一瞬、場に置き、ここで互いに声を重ねた体験の中から、患者さんご自身が気に入ったり役立てられると思ったりしたことを日常の舞台に持ち帰り、少しずつ生かしてもらえるような時間を、ここで一緒にもてたらと考えています。

経歴